私たちの50年!!

1962年5月11日サントス着のあるぜんちな丸第12次航で着伯。681名の同船者の移住先国への定着の過程を戦後移住の歴史の一部として残して置く事を目的とした私たちの40年!!と云うホームページを開設してい居りその関連BLOGとして位置付けている。

2022年03月

≪ウクライナの平和の為に!!≫ 丸木さんからのお願いが届きました。

ウクライナの平和の為にこのポスターを多くの人に送って下さい。

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ブラジルから特定技能派遣を=西森下議が教育相と協議=「大変良いプロジェクト」 ブラジル日報WEB版より

 西森ルイス連邦議員とブラジル日報協会の蛯原忠男理事長は10日午前10時から約1時間、ブラジリアの教育省でミルトン・リベイロ教育大臣と懇談し、日本の特定技能制度のブラジル導入に関する提案を行った。提案内容は教育省がブラジル日本協会(本部パラナ州、Instituto Brasil Japão =IBJ)を特定技能制度におけるブラジル側責任団体に指名し、日本側の受け入れ機関と協議しながら特定技能試験などを実施していく体制を築くというもの。特定技能制度導入が実現すれば、試験に合格した伯人は日系に限らず全て日本で技能実習を受けられることになる。

 西森議員が同制度の概要を説明すると、大臣は「大変よいプロジェクトだ。今月中にぜひ進めたい」と答え、関係省幹部職員や大臣特別補佐官ら5人を部屋に呼び、制度導入実現のための作業を進めるよう指示した。
 特定技能制度の前身である技能実習制度(1993年施行)は実習生の待遇が悪いと日本国内で多くの批判が出ていた。その反省を踏まえ、2019年に施行されたのが特定技能制度だ。
 同制度の受験資格は、高卒以上の学歴、日本語能力試験N4以上を持っていること。試験は、日本政府機関が実施するもので、合格すれば日本で特定技能実習生として企業で働く資格が得られる。日本への渡航費用などは全て日本企業側が負担する。帰国後、日本で習得した技能を活かすことが期待される。
 特定技能制度は実習先の業種などによって、1号と2号に分類される。1号は14の業種(①介護②ビルクリーニング③素形材産業④産業機械製造業⑤電気・電子情報関連産業⑥ 建設⑦造船・舶用工業⑧自動車整備⑨航空⑩宿泊⑪農業⑫漁業⑬飲食料品製造業⑭外食業)を対象とし、実習期間は3~5年で、日本人労働者と同等の報酬が得られる。家族の帯同は基本的に認められない。
 2号は特定分野において熟練した技能を必要とする人材の確保を目的とし、在留できる期間は3年だが、更新に制限がないため実質的に永住が可能となる。対象業種は建設業と造船舶用工業。
 制度導入は、ブラジル産業革新研究協会(EMBRAPII)が2年前から検討していた大学レベルの研究者を外国に送り出すプロジェクトと一緒に進めるとの合意も行われた。同協会は、研究機関や大学との連携を強化、ブラジル産業界の革新に貢献するため、効率よく質の高い研究開発を推進することを目的としている。
 西森議員は29日に、今件や豚肉輸出解禁についての交渉をするために訪日する予定。それまでにIBJを責任団体として認可するライセンス発行することを申し合わせた。

《ブラジル》IPCA―15=3月は0・95%の上昇=Selicは14%に? ブラジル日報WEB版より

 地理統計院(IBGE)が25日、3月のIPCA―15(月半ば締めの広範囲消費者物価指数)は前月比で0・95%上昇し、12カ月間の累積は10・79%となったと発表したと同日付現地サイトが報じた。
 3月のIPCA―15は2月の0・99%よりは低かったが、昨年同月の0・93%を超えており、3月としては15年の1・24%に次ぐ高率だ。また、1~3月の累積2・54%は昨年同期の2・21%を上回っているし、12カ月間の累積も直前12カ月間の10・76%を超えた。
 3月は九つのグループ全て、また、全368の調査項目中75・5%の物価が上昇。上げ幅や全体への影響が大きかったのは1・95%高だった食料、飲用品(2月は1・20%)で、全体を0・44%ポイント(pp)押し上げた。
 2月はマイナス0・02%だった保健衛生、個人介護費は1・30%上昇し、指数を0・16pp押し上げた。以下、交通・輸送費0・68%、居住費0・53%、家庭用品1・47%、衣類0・95%、教育費0・14%などと続く。

 食品や飲用品は家庭で消費する食材の2・51%上昇が最大圧力で、人参45・65%、トマト15・46%、ジャガイモ11・81%、鶏卵6・53%、果物6・34%などが目立つ。塊の鶏肉は2月に続き、1・82%値下がりした。
 交通・輸送費は、IPCA―15全体で6%の比重を占めるガソリンの0・83%高が大きかった。ディーゼル油は4・10%、車用ガスも5・89%値上がりしたが、エタノールや航空券は、4・70%と7・55%値下がりした。
 居住費は、台所用のPLガスが1・29%、同天然ガスが2・63%値上がり。電気代も0・37%値上がりした他、水道代が値上がりした地域もあった。家庭用品は家具や電化製品類の値上がりが響いた。
 28日現在の市場のインフレ予測は11週連続の上方修正で6・86%となり、24日の中銀予測の7・1%共々、政府目標上限の5%突破は不可避といえる。これにより、年末時点の経済基本金利(Selic)は14%との声も強まった。

一笑一若・メキシコ小話「今、どこにいる?」 富田さんからのお便りです。

  和田さん&W50年の皆さん、お元気ですか?東京の桜は満開になりましたが、皆さんのご近所の桜はどうですか?今が日本の一番いい季節ですね。さて、今週は一笑一若・メキシコ小話「今、どこにいる?」をお届けします。小話論的(?)には小道具の使い方が上手いですね。そして、メキシコ小話の常として、アホな亭主とその反対に頭が良い女房のバトルが展開するのです。そして、オチが見事ですな。では、ご用とお急ぎでないお方は、下記のブログをお訪ねのうえ、一笑一若・メキシコ小話「今、どこにいる?」E N J O Y !!!

https://iron3919.livedoor.blog/archives/14054316.html
富田眞三
  Shinzo Tomita

メキシコ小話OK


「今、どこにいる?」

 

trucos_de_licuadora - cocinavital.com

       写真:(https://www.cocinavital.com)

【蛇足的まえがき】

 動物行動研究家・竹内久美子先生は「ウエストがくびれた女は、男心をお見通し(ワック文庫)」と主張する。その上、「欧米ではマジメ男より浮気女の方が多い」のだそうだ。自分では「したたか」だと自惚れている、メキシコ野郎も女房にこけにされている可能性がある。フランスでは「女房を寝取られた男-cocuコキュ」は男として一番軽蔑される存在である。そんな野郎の対抗策を扱ったのが、この小話である。俺はそんな間抜けじゃない、と威張るお方も参考のために、今週の一笑一若・メキシコ小話をお楽しみください。

(テキサス無宿記)

 

一笑一若・メキシコ小話「今、どこにいる?」

 焼き餅焼きの男は30分ごとに女房に電話して、「今、どこにいる、ミ・アモール?」と訊ねるのである。ミ・アモールとは「私の愛しい妻よ」の意である。

「キッチンにいるわ」と女房が答えると、

「ミキサーのスイッチを入れてみろ、ミ・アモール」と注文するのである。

ミキサーの音を聞くと、焼きもち男は「OK,ミ・アモール」と安心するのである。

30分後、また電話が鳴る。「どこにいる、ミ・アモール?」

「家にいるわ」と答えると、

「ミキサーのスイッチを入れてみろ、ミ・アモール」と男は注文する。

ミキサーの音を聞くと、焼きもち男は「OK,ミ・アモール」と安心するのである。

ある日、男がいつもより早く帰宅すると、息子が一人でTVを見ていた。

「ママはどこにいる?」と訊くと、

小学3年の息子は「知らないけど、帰りは遅くなると思うよ、パパ。今日もミキサーを持って出かけたから」と答えた。

お後がよろしいようで……。


戦争で日本国籍奪われた2世世代=もしあれば子孫も日本が身近に(3)=ビザ条件が厳しくなった3世 ブラジル日報WEB版より

 世界的な新型コロナウイルスの流行により日本政府は、国内の感染拡大防止のため、入国制限を厳しくした。この影響を強く受けたのが、働き盛りの50代以下のブラジル日系3世の人たちだ。
 日本政府は3月1日、ビザの発給に関する規制を緩和した。「ようやく日本での生活の目途がたてられる」と胸をなでおろす人もいたが、日系3世には規制強化時に必要となった在留資格認定証明書の提出義務がそのまま残され、同書類に必要な日本在住の「保証人」がいない日系3世がビザを取得できないケースが発生している。パンデミックを経て、実質的に日系3世は日本への渡航ビザ取得が困難になった。

在留資格認定証明書の大きな壁

 日系3世のトーマ・ファビオーラさん(44、サンパウロ州バウルー出身)は、1999年に初めて日本に渡航して以来、これまで6回、就労を目的に日本とブラジルの間を往復してきた。
 日本では、愛知県や島根県で働いた。最後に日本に行ったのは2017年。ブラジルでも日本でも、22年間を共に過ごしてきた事実婚の日系3世のパートナーと一緒に生活し、パンデミックに入る少し前、2人は家族や友人に再会するため、一旦ブラジルに戻った。
 そして、再び日本へ渡航しようと思った矢先、パンデミックに突入し、渡航が足止めされた。
 現在は母親も暮らすバウルーで、パートナーの日系3世の男性と一緒に生活し、編み物や縫い物をしてフェイラなどで販売している。パートナーは商店でマネージャーを務めている。
 パートナーは「同じだけ労働しても日本の方が賃金や生活レベルが良い」ことから、既に仕事にも生活にも慣れた日本で暮らし続けることを希望している。ファビオーラさんは日本にいとこがおり、いとこの在住する管轄地域で在留資格認定証明書を取得でき、ビザも申請できる。
 しかし、パートナーは、事実婚の配偶者であるファビオーラさんが先に日本へ渡航し、保証人となって、在留資格認定証明書を取得する形でしかビザ取得の道は開かれない。「パートナーが確実にビザを取得できる保証がない間は、先に一人で日本へ行きたくありません」と、単独での渡航には慎重な姿勢を崩さない。

記憶にない日本の在外公館が引き揚げた時代

 15年前に逝去したファビオーラさんの父親は1948年生まれ、母親は1950年にサンパウロ州で生まれた日系2世だ。ファビオーラさんは「両親に日本国籍があれば、私もビザ取得で悩まなかったのにと思ってしまいます。そして、その原因が第2次世界大戦中の日本の在外公館引き揚げによる出生届け出の複雑化に起因する可能性があるとは想像もしませんでした」と語った。(取材=大浦智子、つづく)

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