私たちの50年!!

1962年5月11日サントス着のあるぜんちな丸第12次航で着伯。681名の同船者の移住先国への定着の過程を戦後移住の歴史の一部として残して置く事を目的とした私たちの40年!!と云うホームページを開設してい居りその関連BLOGとして位置付けている。

2022年05月

在サンパウロ総領事館=池田泰久領事が帰朝=後任に菊池暁子副領事  ブラジル日報WEB版より

 在サンパウロ総領事館広報文化班の池田泰久(いけだやすひさ)領事(38歳、静岡県出身)が6月1日に帰朝するにあたり、後任の菊池暁子(あきこ)副領事(東京都)と編集部を訪れた。
 在サンパウロ総領事館での4年間を振り返り、最も印象に残っているのは、眞子内親王殿下(当時)がブラジル日本移民110周年を記念して来伯された際のことだという。
 眞子さまご来伯時、池田領事は広報文化班員としてメディア対応にあたり、眞子さまの各地訪問にも随行した。
 「眞子さまがノロエステ地方をご訪問された際、地元日系人やブラジル人市民の熱烈な歓迎に感動しました。マリリアの方たちからは特に強い歓迎の気持ちを感じました。またアラサツーバでは、先人が開拓した広大な大地を夕焼けが真っ赤に染め上げていく雄大な光景を目の当たりにして、それが今も心に強く残っています。2008年のブラジル日本移民100周年には研修記者として関わり、110周年にも領事として関われたことに感謝しています」と感慨深げに語った。
編集部を訪れた。
 池田領事は2008年、ニッケイ新聞に研修記者として勤務。その後、民間企業に就職し、15年には在ポルトガル日本国大使館で外務省専門調査員を務めた。18年4月に外務省に入省し、同年6月にサンパウロ総領事館に赴任した。
 後任の菊池副領事は在マナウス総領事館に13~15年に赴任、15~17年は在ポルトガル日本大使館、18〜20年は在クリチバ総領事館、その後一度東京に戻り、今回は在サンパウロ総領事館勤務になった。
 菊池副領事は「ヨーロッパでは時折差別を受けたこともあったが、ブラジルではまったくない。これも日系社会のおかげ。移民の皆さまが頑張ってこられたおかげで私たちがこうして気持ちよく仕事できることに感謝しかありません」と語った。

訃報=山岸照明さん  ブラジル日報WEB版より

 山岸コンサルタント社代表で、アマゾナス日系商工会議所会頭や相談役などを務めた山岸照明(てるあき)さんが27日未明、アマゾナス州マナウス市内の入院先で心不全のため亡くなった。行年87歳。東京都出身。昨年末から体調を崩し、入退院を繰り返していたという。
 1963年に力行会を通じて「さんとす丸」で渡伯。69年からアマゾナス製鉄所の人事担当として勤務し、以来マナウス市に在住していた。その後、日系企業で電卓生産工場のプロジェクトに携わったほか、電気計上器を扱うユダヤ系企業で15年勤務。87年に結成したアマゾナス日系商工会議所の副会頭を94年から務め、2003年から07年まで会頭。相談役も務めた。2008年11月、旭日小綬章を受章している。
 27日マナウス時間で正午から午後4時までお通夜、そのあと荼毘に付された。遺灰は遺言により、日本にある山岸家代々のお墓に入れられる予定。

援協にサロンパス1万枚寄付=ブラジル久光製薬 ブラジル日報WEB版より

 ブラジル久光製薬(平松太郎社長)は18日、主力製品「サロンパス湿布薬」1万枚をサンパウロ日伯援護協会(援協、税田パウロ清七会長)に寄付した。同日午後2時からサンパウロ市リベルダーデ区の援協リベルダーデ医療センター4階で譲渡式が行われた。
 同社がサロンパス1万枚を寄付したのは、2020年8月のサンパウロ連邦大学医学部付属病院、21年5月のリオ・グランデ・ド・スル連邦大学付属病院、同年9月のサンタクルス日本病院に続いて今回が4回目。譲渡式には、同社から平松社長と社員5人、援協側は税田会長、島袋栄喜副会長、小松明人エルネスト医師らが出席した。
 平松社長は挨拶で、同社の企業理念「世界の人々のQOL(生活の質)向上を目指す」により、コロナ禍の中で日系社会に協力できることとして、主力製品のサロンパスを贈呈することになった経緯を説明。「今日5月18日は『コ(5)リを癒(18)す』というゴロ合わせで日本では『サロンパスの日』として認められており、その大事な日に贈呈させていただいたことは非常に光栄です」とし、「仕事の後はサロンパスを疲れた部位に貼ってもらい、お休みいただければ」と述べた。
 引き続き、ファビオ・パオリ・フェルナンデス国内販売マーケティング部長が同社の経歴などを紹介した。同社の本社は1847年に佐賀県鳥栖市で創業し、1934年からサロンパスを製造している。ブラジルでは65年からサロンパスの輸入販売が行われ、86年にブラジル久光製薬を設立。2002年にマナウス工場が稼働し、全伯でサロンパスの販売が行われているという。
 税田会長は援協の組織構成や簡単な歴史を説明した後、「大きな寄贈をいただき、本当にありがとうございます。普段の疲れを癒すためにも援協の関係施設などに配布し、みんなで使用させていただきます」と謝辞を述べた。

《ブラジル》元カレに入れ墨された顔を治療=1回目でかなり消え喜びの涙  ブラジル日報WEB版より

000000 1 a 1 brasil nixtupou web 755
最初の入れ墨除去治療で薄くなり、喜びの余り泣くタイアネさん。

 元カレに監禁され、顔に彼の名前を入れ墨されたことを告発して話題となったサンパウロ州タウバテ市のタイアネ・カウダスさん(18)。
 交際していた男性から受けた被害に泣き寝入りせず、実名と顔、刺青まで恐れずに公表して、あちこちのテレビ局のインタビュー番組にも出演した。
 その結果、事件を知った人々からの支援が集まり、顔や体に入れられた入れ墨の除去治療を始めることができたと報じられている。1回目の治療でだいぶ薄くなったことを確認したタイアネさんは、喜びのあまり涙を流した。
 「この調子なら、無事に除去できそうでホッとした」とインタビューで答えた。彼女の勇気が他の女性にも波及することを願いたいところだ。

★2022年5月25日《ブラジル》18歳の元カノの頬に自分の名を入れ墨=誘拐して「お前は俺のもの!」
★2022年5月26日《リオ市》麻薬組織捜査で24人死亡=大統領は「おめでとう」と称賛、28人殺害からわずか1年で=警察による粛清疑惑浮上
★2022年5月18日《リオ市》マック店員の両足が不自由に?=クーポン券使えず激怒した消防士に撃たれ=先月は偽札使おうとした客から脅迫

《サンパウロ市》大気汚染は22年間も基準以上=昨年は1カ所も合格点なし ブラジル日報WEB版より

 Iemaによると、サンパウロ市内ではWHOの基準の約4倍の汚染物質が検出されたところも複数カ所ある上、昨年は全ての観測点でWHOが定めた適正値上限より悪かったという。WHOの定める基準はMP2・5~10の粒子状物質とオゾン(O3)、二酸化窒素(NO2)の三つの値からなる。MP2・5は、大きさが2・5マイクロメートル(1ミリの千分の1)以下の微小粒子物質をさす。
 微小粒子物質の大半は排気ガスの形で吐き出され、オゾンは燃料が太陽放射を受けた時に大気中で起きる化学反応によって生じる。このため、晴れた日はオゾン濃度が高くなりやすい。二酸化窒素もガソリンやディーゼル油といった化石燃料を燃やすと発生する。
 Iemaの分析は、2000~21年のサンパウロ州環境浄化技術公社(Cetesb)大気の質情報システム(Qualar)のデータを基にして行われた。
 Cetesbでは、WHOの基準は広範囲にわたって更新されているが、推奨事項であり、法的価値はないとしているが、それと同時に、米国はWHOの基準を全面的に採用しており、1月からは昨年改定された基準を適正基準としていると語った。
 Iemaも、WHOの基準そのものを環境法に定める基準とする必要はないとしているが、多くの国の政府はWHOの基準を基に目標値を定めている事も認めた。
 サンパウロ市で特に目立つのは微小粒子物質で、マルジナル・チエテでのMP2・5は、1立方米あたり5マイクログラム(1グラムの100万分の1)未満という基準に対して19マイクログラムだった。最も少ないピコ・ド・ジャラグアでも11マイクログラムだった。

↑このページのトップヘ