私たちの50年!!

1962年5月11日サントス着のあるぜんちな丸第12次航で着伯。681名の同船者の移住先国への定着の過程を戦後移住の歴史の一部として残して置く事を目的とした私たちの40年!!と云うホームページを開設してい居りその関連BLOGとして位置付けている。

2022年07月

絵画、彫刻作品を募集=第18回日伯友情交流絵画展  ブラジル日報WEB版より

 ブラジル岐阜県人会(長屋充良会長)と在聖日本国総領事館(桑名良輔総領事)が「第18回日伯友情交流絵画展2022」を開催するにあたり、作品募集を行っている。募集期間は9月15日まで。
 募集対象はフィギュラティヴ・アート(人物や風景、静物など現実世界の物事を主題とした芸術)作品。作品サイズには制限があるが、題材や表現技法は自由で、彫刻作品も受け付けている。登録費用に1点160レアルかかり、岐阜県人会会員は20%割引。落選した場合、登録費用は返却される。
 選考作品はサンパウロ市の在聖日本国総領事館ホールに11月7~18日まで展示される。作品選考は岐阜県人会と絵画展委員会が行い、選考結果は、10月5日に同県人会ホームページ(https://gifukenjinkai.org.br/)にて発表。オンライン展示も11月3日から同ホームページで行う。
 作品応募は、申し込み用紙に必要事項を記入し、審査用高解像度作品写真と、展示作品が自作であることを示す宣言状をサンパウロ市リベルダーデ区の岐阜県人会事務所(Rua da Gloria, 279, 2o andar, sala 21)まで持参して行う。同県人会事務所は月~金曜日9~14時まで開いている。オンライン応募も専用フォーム(http://shorturl.at/jovQU)から受け付けている。
 募集要項詳細は絵画展サイト(http://shorturl.at/cxWY1)、申込用紙は同(http://shorturl.at/ijwIL)から確認できる。絵画展に関する問い合わせは岐阜県人会(メール:gifukenjinkai@gmail.com/電話:11・3209・8073)まで連絡を。

JICA=日系社会担うリーダーを育成=留学支援事業への参加者募集 ブラジル日報WEB版より

 国際協力機構(JICA)は、中南米の日系人を対象に「日系社会リーダー育成事業」の参加希望者を募集している。応募締め切りは9月8日まで。
 同事業は、将来の日系社会を担うリーダーを育成することを目的に実施され、日本留学に関する各種費用を支給する。同事業を通じて現在、土橋フェルナンドさん(27歳、3世)が京都大学農学部で遺伝子学を研究している。
 土橋さんは宇都宮生まれで、9歳の時に帰伯。サンパウロ大学に進学し、3年時には、東京の芝浦工業大学に1年間の短期留学をし、緑茶に多く含まれるカテキンの研究に励んだ。両親はデカセギ中に日本で良い思いをしなかったことから、日本留学に反対したが「僕は日本へ働きに行くのではなく勉強するために行く」と説得したという。
 同事業では、ゴマやブロッコリーに多く含まれる化学物質「リグナン」の研究をするため京大農学部への留学を希望した。「リグナン」は抗がん剤や酸化防止剤への応用が期待されている。土橋さんは「日本が大好きで、もっと文化を知りたいという強い気持ちもあり、京都大学への留学にこだわった」と話す。日本留学の夢を実現させた土橋さんには、今後日系社会リーダーとしての活躍が期待される。
 同事業募集要項は次の通り。
 【募集分野】日系社会や居住地域の経済発展や社会開発に寄与する分野。ただし経営学(MBA)は対象外【募集人数】10人程度【応募資格】中南米地域の日系人(3世まで)。23年4月1日現在で40歳未満であること(1983年4月2日以降に出生した者)。大学卒業者(23年3月までに卒業見込みの確実なもの)。大学院正規生または学部・大学院の研究生・科目等履修生(以下、非正規生とする)としての入学が決定もしくは入学予定か、すでに在籍していること【日本語能力】日常生活に支障ない程度。
 手当の支給期間は、非正規生は1年間、正規課程に進学・修士課程者は2年間、博士課程者は3年間、医学・歯学の博士課程者は4年間。
 手当ての内容は、往復渡航費、滞在費、国内旅行費、来日支度料、住居支度料、資料送付料、大学が請求する学費。
 応募方法は、規定の応募用紙に必要事項を記入し、必要書類と作文を添付して在住国のJICA在外事務所に送付すること。日本国内の提出先は海外日系人協会となっている。
 選考日程は9月16日に第1次書類審査結果を発表する。9月22日に第2次選考面接(JICA在外事務所または本部)、10月下旬に本部での最終選考を経て合否通知が11月中旬に行われる。
 募集詳細や応募用紙ダウンロードは募集サイト(https://www.jica.go.jp/regions/america/leader.html)から行うことが出来る。
 ブラジルでの問合わせは同JICAブラジル事務所(電話=11・3251・2655)まで。

《ブラジル》サル痘で初の死者=感染者も1千人の大台超す ブラジル日報WEB版より

 同省によると、ブラジル初のサル痘による死者はミナス州ウベルランジア在住の41歳の男性で、リンパ腫の治療中で免疫力も低かったため、サル痘感染で病状が悪化。ベロ・オリゾンテ市のエドゥアルド・デ・メネゼス病院に入院後、集中治療室に移されたが28日に亡くなった。この男性はアフリカ大陸以外では初の死者だ。
 世界では今年既に5人の死者が報告されていたが、これらの死者は皆アフリカ大陸在住者だった。29日午後にはスペインでも、アフリカ大陸以外で初の死者が出たと報じられたという。
 サンパウロ市保健局は28日、4~6歳の子供3人がサル痘に感染している事が確認されたと発表している。感染した子供は6歳の女児2人と4歳の男児1人で、女児の1人は親戚がサル痘にかかっていたために感染した事が確認されているが、残る2人の感染経路は確認中だ。3人の症状は皮膚の水疱とリンパ節の腫れ、発熱で、全員が自宅で隔離療養中で、当局の観察下に置かれている。
 サンパウロ州では13歳と14歳の少年3人の感染も確認されている。2人はサンパウロ市在住で、もう1人はサンパウロ大都市圏オザスコ在住者だ。3人の感染経路は現在調査中だという。この時点でのサンパウロ州の感染者は818人と発表された。
 27日現在の感染者はサンパウロ州744人、リオ州117人、ミナス州44人、パラナ州19人、連邦直轄区15人、ゴイアス州13人、バイア州5人、サンタカタリーナ州とセアラー州各4人、リオ・グランデ・ド・スル州とペルナンブコ州各3人、リオ・グランデ・ド・ノルテ州とエスピリトサント州各2人、トカンチンス州、アクレ州、マット・グロッソ・ド・スル州各1人の計978人だった。
 29日はサンパウロ州823人、リオ州124人のように複数の自治体で感染者が増加。16連邦自治体で1066人と報じられている。

★2022年7月26日《ブラジル》サル痘患者が700人超す=止まらない増加の勢い=予防接種入手生産を検討
★2022年7月22日《ブラジル》サル痘感染者が592人に=僅か1日で31・8%増加=サンパウロ州では1週間でほぼ倍に
★2022年7月5日《ブラジル》サル痘感染者が倍々ゲームで激増=3日現在で76人に

《リオ市》故マリエレ市議の銅像建立=凶弾に倒れた人権活動家 ブラジル日報WEB版より

 27日、リオ市中央部に2018年3月に殺害されたマリエレ・フランコ市議の銅像が建てられたと同日付アジェンシア・ブラジルなどが報じた。27日は同市議の誕生日で、生きていれば43歳となるはずだった。

 銅像が設置されたのはブラッコ・ド・ルメの通称で知られるマリオ・ラゴ広場で、除幕式には、政治家や彼女の働きへの賛同者、支援者らが参列した。
 等身大で左手を高く突き上げた青銅製の銅像は、エジガル・ドゥヴィヴィエル氏の作品で、制作費は人々からの寄付で賄われた。
 故市議の母親のマリネテ・シルヴァ氏は、「今日は喜びの日、あの娘がこの世に生を受けた日だ。マリエレは皆と集まるのが好きで、相手を思いやる娘だった。ここはあの娘の歩みをよく表す場所で、毎週金曜日はここの木枠の上から、自分の使命、任務について話していた。あの娘を殺すよう命じた人物が捕らえられておらず、彼女の話は終わらないけど、いつかは首謀者にたどり着けるはず」と語った。
 彼女が殺されたのは2018年3月14日で、市議として参加した集会からの帰り道、後方から追い越しをかけた車から受けた凶弾で、マリエレ氏と運転手が即死、秘書も負傷した。
 マリエレ氏の姉のアニエレ氏は、「今日は5年近く、真実を突き止めるべく、休む事なく戦ってきた私達に新しい力が与えられた祝の時。マリエレの記憶は私達にとって最も身近なもので、いつか真実が明るみに出、心落ち着く時が来ると信じている。銅像をこの場所に建てる許可が出た事は大きな一歩だわ。彼女の手は空に向けて突き上げられているけど、彼女の顔は笑っている」と語った。
 4年半余りの捜査により、警察は予備役軍警のロニー・レッサ被告と元軍警のエルシオ・デ・ケイロス被告を逮捕し、裁判を待っているが、彼らに殺害を命じた人物はまだ特定できていない。
 マリエレ氏は市議となる前の2008年、マルセロ・フレイショ州議(当時)の側近の一人として、犯罪者の民兵組織であるミリシアに関する議会調査委員会(CPI)に関わっていた。
 このCPIの報告書では、政治家や警官、刑務所職員、消防士、民間人ら、計225人が告発され、何人かは投獄されている。
 公共政策修士号も取得した政治家で、フェミニスト、人権活動家としても知られていた彼女は、2017年1月にリオ市議となったが、その翌年、在職中に死去した。
 在命中の彼女は、景観による残虐行為や超法規的殺害に反対した他、2018年のリオ州への戒厳令発令につながったテメル大統領(当時)の政府介入も公に批判していた。

《ブラジル》新型コロナ第4波に沈静化の兆し=5歳以下の死者は5人に2人相当だが  ブラジル日報WEB版より

 【既報関連】オズワルド・クルス財団(Fiocruz)が25日、2020年3月以降の新型コロナ感染症(Covid―19)による6カ月~3歳児の死者は539人で、予防接種がある14種の病気による10年間の死者の3倍以上だったと発表したと同日付現地サイトが報じた。
 予防接種がある14種の病気は結核2種と破傷風2種、ジフテリア、ポリオ、麻疹(はしか)、ワープ咳、風疹、おたふく風邪、先天性風疹、B型肝炎、先天性ウイルス性肝炎、髄膜炎菌性髄膜炎B型。2012~21年にはこれで6カ月~3歳児が144人死亡。これは、2年間にCovidで死亡した539人の27%弱で、1994年に根絶宣言が出たポリオなどは10年間死者が出ていない。
 同財団によると、Covidで死亡した子供はパンデミック下の2年間の5歳以下の子供の死者の5人に2人に相当。Covidの予防接種は5歳以上対象で、13日に国家衛生監督庁(Anvisa)が認めた3~5歳児へのコロナバック適用はまだ、国家予防接種計画の対象外だ。
 これらの事実とブラジル全体のCovidの感染状況を重ねると、予防接種効果は明白だ。
 感染第1波の2020年5月は隠れ患者が多かった事もあり、Covidの致死率は7%(感染者の7%が死亡)に上っていた。
 第2波の2021年3月は月間感染者が22万人弱に急増。感染者急増と医療体制逼迫で4月の死者は8万2266人に達したが、1月の予防接種開始などで致死率は2・5%が2・8%に上るにとどまった。初回の補強接種が進み始めた12月後半の死者の7日間平均は2桁になった。
 オミクロン株の第3波では感染者の7日間平均が最大で19万人弱に達したが、5歳以上への接種拡大や2度目の補強接種開始で死者の平均は最大で951人、致死率は2・3%にとどまった。
 第4波の感染者の7日間平均は6月25~7月21日こそ5万人台(最大時は5万8826人)だったが、2度目の補強接種進捗や子供の接種完了者増などで、22日以降は4万人台、26日からは3万人台に低下。死者の平均は6月28日から200人台が続いているが、致死率は2・0%に低下している。

★2022年7月26日《ブラジル》サル痘患者が700人超す=止まらない増加の勢い=予防接種入手生産を検討
★2022年7月15日《ブラジル》3~5歳児にコロナバック=Anvisa全会一致で適用拡大を許可=感染者や子供の死者増える中
★2022年7月12日《ブラジル》新型コロナBA4、5型感染が席巻=免疫効かず接種完了者も罹患=オミクロン株同士の再感染も

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