「富士山上空」  勢古口さんのJ REPORTが届きました。
 
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「J REPORT 2010 4月第2週号」
「リタイアメント・ノート 22ヶ月目」 「VOL.621 SINCE AUG. 12th、1983」 「富士山上空」
大阪へと羽田を飛び立つ。直後に現在埋め立て中の第4滑走路が眼下に見える。ほぼ完成状態だろう。来年秋開業の予定の滑走路だ。しばらくすると「富士山」が見える。最近降った雪で上半分が白く覆われていた。実はその日、午前中富士山では山焼きが行われ飛び火で死者が出ていたのだった。美しい富士山上空を飛びながら、桜の開花は聞かれるものの寒さ厳しく春遅しとの感があった。
新年度になった。サラリーマン時代には3月末の決算と4月の新年度入りは一番緊張する時期だったが、流石に引退するとそういった緊張感は沸かない。むしろ淡淡として世の中を見ている。今もテレビのニュースで新入社員の入社式風景を映していた。思い出すのが、小学校への入学式の日だった。母と一緒に小学校に向った。帰りの道の両側に桜の花が満開で実に綺麗だったことを思い出す。昭和30年の4月1日のことだった。一番古い記憶はいつの頃だったのだろうか?幼稚園の時は勿論覚えているが、意外と私自身の記憶は曖昧だ。だが5歳の七五三の時のことは良く覚えている。妹3歳と母と一緒に神社に行った。その際のバスの車内から見た車窓の景色は今でも覚えている。それよりも神社の境内で迷子になったことが一番印象的だった。子供心にも不安で仕方なかった。母と巡り会えた時は本当にうれしかった。兎に角人混みであっという間に迷子になったことだけは今でもよく覚えている。その時の撮ったと思われる写真が今でもある。どの神社に行ったのかは分からない。それ以前の記憶は自宅の周りでのことがおぼろげながらあるが、鮮明ではない。記憶力の悪い子供だったのだろうか。
 
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4月1日、桜の花がほぼ満開に近付くこの日に聖路加国際病院の一日「人間ドック」に行った。流れ作業のように色々な検査を受ける。待合室はほぼ満席状態、やはり中高年の方が多い。私のように自費で診察を受ける人より企業から来ている人の方が多そうだった。さて昨年6月からある療法(糖質制限)をしているため、体調は万全だ。お蔭様で、数値は殆ど完璧に近い。体脂肪率は18%、昨年より大幅に低下している。勿論体重も減少しているし、一番気にしていた中性脂肪も全く問題ない。あるとすればガンマーGTPがちょっと高いか?これは酒の飲み過ぎだ。胃カメラを飲む。逆流性食道炎だが、これは胃が元気過ぎて胃酸が出過ぎてそれが食道まで上昇してきてしまう結果だという。毎年言われることだ。問題は胆石だが、これは30歳代からあるから仕方が無い。最初の発見は「超音波検査」だった。今では胃カメラで胃の内部からも胃壁に張り出すくらいの大きさに成長?しているのが分かるのだ。だから数年前に胃カメラを飲んだ時には医師は癌が大きくなっていると考えて驚いていたが、これは誤りで、ただ単に胆石で胆嚢が大きくなって胃壁を外側から圧迫しているだけのことだ。写真で見ると胃壁にゴルフボールに近いでっぱりがあるのだが、人間とは不思議な生き物だ。それでも生きている。
 
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「手前勝手世界食物語、第147話」
好きな食べ物の一つに「長崎チャンポン」がある。長崎でも佐賀でも、必ず地元に行けば食べた。地元のチャンポンはそれなりに美味い。チェーン店の「リンガーハット」でもそれなりに美味いし、なにせ安いのがいい。値上がりしたが、恐らく経営危機で採算改善のために値上げしたのだろう。
長崎には老舗の「四海楼」始め有名店が沢山ある。地元の人に聞いてもそれぞれに好きな店があるようだ。さて佐賀だと「井手ちゃんぽん」がお薦めだろう。地元一押しの店だ。東京は銀座通りにある「吉宗(よっそう)」はそれなりの美味しさだ。虎ノ門のパイル協会があった近くの「長崎」という店のも美味しかった。チャンポンの良さは具のバランスの良さとそのシンプルな味にあると思う。魚介類肉類野菜類がごった煮になっては言っているので営業のバランスもよい。そして具から出た色々な味がミックスされて堪らない美味さを出している。麺を食べるのなら「チャンポン」か「四川坦坦麺」が好きだ。とはいえ、糖質制限中なのでそうめったに食べることは出来ない。麺が敵なのだ。
以上、勢古口が今週は大人しく東京からお送りしました。