第7回ミナス日本祭り 盛況だった日本文化発信ブース ベロで110周年記念行事が開幕 サンパウロ新聞WEB版より

イメージ 1開会式に参列した来賓者
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ミナス文協ブースでは日本語ワークショップを開催

第7回ミナス日本祭りが23~25日、ミナス・ジェライス州ベロ・オリゾンテ市のEXPOMINASで開催され、同地の移民110周年記念行事が開幕した。会場では、協賛のミナス日伯文化協会(馬場英陵理事長)を始め、同州と姉妹提携都市である山梨県や、在リオ総領事館、JICA、国際交流基金などの日本政府関連機関もブースを出展。日本語のワークショップや、留学支援などが行われた。他にも日本食や、日本製品、漫画やアニメなど様々な日本文化を発信するブースが設けられた。
 毎年約2万人規模が来場する同祭。初日を迎えた23日は、まだ人出が少ない中、午後2時半から開会式が開催された。
 開会式には、在ブラジル日本国大使館から山田彰大使、リオ総領事館から星野芳隆総領事、在ベロオリゾンテ名誉総領事館のウィルソン・ブルメール名誉総領事、ウジミナス製鉄の森高弘副社長、セニブラの土肥直浩社長などが来賓として出席した。
 山田大使は「移民110周年の年に、(同祭りを通して)日伯の文化交流を発展させてほしい」とあいさつした。
 ウジミナスの森副社長は「2012年から始まった日本祭りにとって、2018年は特別な意味を持つ。日本移民110周年を迎える両国にとって重要な交流の場所になる」と語った。
 ミナス日伯文化協会のブースでは、同文協の活動紹介、日本文化のレクチャー、日本語のワークショップが開催され、同文協が運営する日本語会話コースの受付も行われた。
 同文協の会長補佐を務める赤木文雄さん(79、熊本)は「現地のブラジル人がここに来れば、日本の文化に触れられる」と紹介。馬場会長を始め、同文協関係者10人前後でブースを運営していた。
 JICAが運営するブースでは、日系人支援としての留学制度の説明が行われ、同市在住の帰国研修員同窓生(研修生OB)らも参加し、自身の経験を留学希望者に伝えていた。
 日本食販売ブースでは、日本の食材を使用した日本の弁当を販売する「MrBENTO」もブースを出展。3年前からブラジルに進出した同店は、同市に2店舗、サンパウロ(聖)市内にも店舗を構えている。向井アレキサンドレ社長は「全てが日本の味の弁当を広めたい」と話し、聖市に2店舗目の開業も決めている。
 また、別のベースでは日本食普及親善大使を務める小池信也シェフによる日本食のワークショップも開催された。
 同祭に、ブラジルの市場調査を兼ねて出展した日本企業の姿もあった。薬用品販売を行う「エフエイファーマ」は、ブラジルで競合しない商品として筋肉などを冷却する緩和剤を販売し、来場者の反応を見ていた。宮川貴之代表は「『肩や腰が痛いから』という顧客の声もあって、売れ行きは悪くないです」と話し、ブラジルでは普及していない配置薬システムの導入を目指しているという。
 会場では、盆踊りをブラジル人が見よう見まねで踊っている姿もあり、ステージでは太鼓などが披露されるなど、同地の110周年記念事業開幕に花を添えた。
2018年2月27日付