第49回県連ふるさと巡り⑰  サンパウロ新聞WEB版より

イメージ 1あいさつする安永連合会会長

ビリグイで移民110周年追悼法要

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移民110周年追悼法要の様子

 5日目の9月24日午後6時、ビリグイ日伯文化体育協会(田中オズワルド会長)会館で行われた「移民110周年追悼法要兼夕食会」に向けて、ふるさと巡り一行はアラサツーバのホテルを出発した。
 午後7時頃、同会館に到着した一行は、ノロエステ連合日伯文化協会の安永信一会長や、同協会関係者らに歓迎されて、会場に入った。
 追悼法要では、アラサツーバ所在のノロエステ西本願寺の井上●(※人偏(にんべん)に譲の右側)信(じょうしん)導師(41、東京)が、読経を読み上げる中、同協会の田中会長、安永連合会会長に続いて、一行が一人ずつ焼香を上げ、先人への祈りを捧げた。
 井上導師は法話で「110年も111年も同じように、一日一日大切な日が続いていく。今日ここにやってきたことが思い出の一つになり、多くの人とつながれたことを感謝してください」と話した。
 川合昭団長(83、秋田、県連副会長)は「このような素晴らしい会館で、ビリグイでの110周年追悼法要を迎えられると思っていなかった。安永会長らのお陰です」と謝辞を述べ、「今回の旅行で感じたのは、県連が地方の日系社会と協力して、ブラジル日系社会に努めていかなくてはいけないということ」と決意を語った。
 法要の後、クラブ・ロータリー・デ・ビリグイ19デ・アブリルの理事から、ビリグイ市の景観や産業、交通インフラの発達、人の営みなど、同市を様々な角度から撮影した映像が一行に紹介された。
 アラサツーバ市から約13kmに位置する同市は、1911年に創設された人口約12万人の都市。「ビリグイ」とはインディオの言葉で、小さな蚊を意味するそうだ。現在は靴製造の都として名を馳せている。
 また、ビリグイ日系社会の歴史をまとめた同地100周年記念誌『A INFLUENCIA DA IMIGRAÇÃO JAPONESA EM BIRIGUI 1908-2008』が川合団長に贈呈された。同記念誌は、安永連合会会長が同日本人会会長時代の2008年に、移民100周年を記念して製作されたもの。記念誌は食事中に一行の手元を回り、移住当初の貴重な写真などを見つめて歓談する参加者の姿があった。(戸)(つづく)
2018年10月26日付