ファシズムデモに延期の声=「感染避けるべき」と左派分裂  ニッケイ新聞WEB版より


5月31日の聖市でのデモ(Roberto Parizone/Fotos Publicas)

 7日にサンパウロ市パウリスタ大通りなどで開催予定の反ファシズムデモに関し、「新型コロナウイルスの感染爆発に考慮すべき」との意見があがり、強行しようとする勢力との間で意見の衝突が起こっている。5日付現地サイトが報じている。
 軍事クーデターの可能性をほのめかしたりする連邦政府関係者の言動に対抗する反ファシズムデモは、5月31日に行われた。これが世間から好反応を得たため、7日に2回目のデモを行うとの呼びかけが行われていた。

ァギネル氏が党の方針を知らなかっただけだ」とPTは説明している。


 PTは、「世界保健機関(WHO)の勧めを守りながら平和な行進をする」としながらも、「憲法第5条の表現の自由を守るためにも引き下がるわけにはいかない」と文書で発表している。
 反ファシズムデモは現在、白人警官の黒人男性殺害を機に米国で爆発的に拡大中で、その勢いのある内にブラジルでもデモ開催をと望む声がある。
 一方、ボウソナロ大統領は3日、反ファシズム勢力を「テロリスト」と呼び、「軍警による取締を厳しくすべきだ」と主張した。
 サンパウロ州政府は、7日に反ファシズム派とボウソナロ派の両方のデモが起きる可能性を考慮し、両者を分ける考えでいる。