アーモンドアイがジャパンカップ優勝 コントレイル、デアリングタクト抑え 毎日新聞WEB版より

ジャパンカップを制したアーモンドアイ(左)=東京都府中市の東京競馬場で2020年11月29日、佐々木順一撮影


 アーモンドアイは、国内外で短距離GⅠを6勝したロードカナロアを父に持ち、母フサイチパンドラもGⅠ馬という良血。3歳だった2018年には史上5頭目の牝馬3冠を達成した。直後に開催されたジャパンカップでは歴戦の古馬を圧倒し、芝2400メートルの「世界レコード」となる2分20秒6で優勝した。このレース前にはルメール騎手が「フェラーリのエンジンを積んだマセラティ(イタリア高級スポーツカー)のよう。アクセルを踏むと瞬時にトップスピードに入る」と表現し、話題を集めた。 中央競馬の第40回ジャパンカップ(GⅠ)は29日、東京競馬場の芝2400メートルに15頭が出走して行われ、単勝1番人気のアーモンドアイ(5歳牝馬、クリストフ・ルメール騎乗)が2分23秒0で2年ぶり2回目の優勝を果たし、自らの最多記録を更新する芝GⅠ9勝目を挙げた。無敗のクラシック3冠馬・コントレイル、無敗で牝馬3冠(桜花賞、オークス、秋華賞)を達成したデアリングタクトの3歳勢との「3強対決」を制し、引退レースに花を添えた。コントレイルは2着、デアリングタクトは3着だった。優勝賞金3億円を獲得し、生涯獲得賞金は19億円を突破。キタサンブラック(18億7684万3000円)を抜いて歴代最高額となった。

 戦績は15戦11勝(うち海外1戦1勝)。ルメール騎手はジャパンカップ3勝目で、国枝栄調教師は2勝目。【真下信幸】

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