JICA=論文特別賞の乗松優氏が講演=「フジヤマのトビウオと日系社会」 ニッケイ新聞WEB版より

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 JICA横浜海外移住資料館は5月30日(日)日本時間の11時から12時にかけて、オンライン会議アプリ・ズーム上で第1回JICA海外移住懸賞論文特別賞受賞者講演会『「フジヤマのトビウオ」とブラジル日系コロニアの戦後』を開催する。
 講演会には同論文の執筆者である乗松優(のりまつ・すぐる、京都大学 東南アジア地域研究研究所連携准教授)氏が出演し、論文の要旨について発表する。

 1950年3月に戦後の世界的水泳選手だった古橋廣之進、橋爪四郎ら「フジヤマのトビウオ」一行が来伯。当時「勝ち負け抗争」による混乱の渦中にあったブラジル日系社会に、このスポーツ使節が与えた影響について当時の報道を引用しながら説明していく。
 JICA海外移住懸賞論文は、150年に及ぶ日本人の海外移住に対する理解と関心を高めることを目的として2019年に実施。「中南米地域の邦字新聞を活用した日本人移住に関する諸研究」をテーマとした作品を募り20年12月に受賞者の講演会も開催されている。
 講演会の聴講は興味がある人は誰でも無料で参加できる。定員は先着500人まで。申し込みはメール(jicayic_jomm_info@jica.go.jp)宛てに、「移住資料館講演会(5/30)参加」の件名で、参加者氏名、メール・アドレス、高校生/大学(院)生/教員/会社員/一般などの別を記入すること。
 同イベント詳細はサイト(https://www.jica.go.jp/jomm/events/2021/210530.html)でも確認ができる。
 当日使用するズームアドレスは、イベント開催日の1営業日前に連絡される。もし届かない場合は、同史料館問合せ先まで。問合わせ先はJICA横浜海外移住資料館(電話番号=045・663・3257、メール=jicayic_jomm_info@jica.go.jp)まで