私たちの50年!!

1962年5月11日サントス着のあるぜんちな丸第12次航で着伯。681名の同船者の移住先国への定着の過程を戦後移住の歴史の一部として残して置く事を目的とした私たちの40年!!と云うホームページを開設してい居りその関連BLOGとして位置付けている。

カテゴリ: カーニバル

今こそカーニバルの知的風刺精神は知られるべき ニッケイ新聞WEB版より


ボウソナロ大統領に扮するアジネッチ(Ronaldo Nina | Riotur)

 24日朝、コラム子がツイッターを眺めていると、突然、日本の知人から連絡が入った。「ポルトガル語で興味深いニュース記事をネットで見つけたのだが、言葉がわからないので教えてくれ」とのことだった。
 それはサンパウロ市カーニバルのデスフィーレ(パレード)で、エスコーラ、アギア・デ・オウロが披露した「原爆によるきのこ雲」についてだった。






 コラム子はサンパウロ市カーニバルは見ていなかったが、カーニバルの性格上、これが何を意味するのかはすぐにわかったので「ああ、これは平和を求めるパレードの反戦反核のメッセージだよ」とその場で伝えると、その答えが意外であるかのような印象の返答をされた。
 その知人の例だけでなく、他の日本人のこの件での反応も見てみたのだが、悪い言い方をすれば、「享楽的な裸踊りをするブラジルのカーニバルでモラルを忘れた行動を行なった」ような解釈をした人も少なくなかったようだ。だからこそ思った。「もっとカーニバルのパレードの真意はしっかり理解されるべきだ」と。
 カーニバルが来るたびに毎年書いているような気もするが、パレードで表現されるのは、ドンちゃん騒ぎではなく、社会に対しての主張であり、尊敬すべきものへの深い敬愛の念だ。参加している女性たちの肌の露出度を見て何を想像するかは自由ではあるが、根底にある精神性を見失うと、カーニバルの根本的な理解にはつながらないものなのだ。

 そんなカーニバルの精神性を知るのに今ほど絶好な時期はない。この傾向はここ数年、強くなっていたが、今年はとりわけ強く出た。
 その理由は現在の政治状況が生み出したものだ。カーニバルを語る際にもう一つ必要なことは、それが「社会的弱者の立場に寄り添ったもの」であるということだ。それはカーニバルの音楽サンバの起源が、19世紀までは奴隷の立場にあった黒人にあるためだ。

 カーニバルのみならずブラジル社会では今でも「社会的弱者」といえば「黒人、(田舎の)北東部、女性、LGBT」のイメージが強い。彼らの中で日常に強い不満があると、それぞれの社会的弱者が強い連帯感を示し、強烈な社会的主張に転ずるのだ。

 現在はとりわけボウソナロ大統領の治世。かねてから、女性やLGBT、黒人、先住民への差別心を隠さず、富裕層を優遇する政治を実践し、さらに独裁政治への希望を匂わすような言動も少なくない同氏は、社会的弱者たちにとっての格好の敵だ。
 大統領就任早々は、エスコーラ側がまだお手やらかにしていたところも今にして思えばあった。だが、就任1年を過ぎた今年は、エスコーラも黙ってはなかった。聖市もリオも今年のパレードのテーマは「人種問題」「フェミニズム」「LGBT」「環境問題」と、ボウソナロ氏が敵視するものばかりがずらりと並んだ。リオのカーニバルで今年優勝したエスコーラ、ヴィラドウロのテーマは「北東部の女性の強さ」で、準優勝のグランデ・リオは実在した民間宗教の教祖ジョアンジーニョ・デ・ゴメイアで、同氏は北東部出身の黒人の同性愛者でもあった。
 そして、リオのカーニバルではテレビで頻繁にボウソナロ大統領を演じて茶化すことで有名なコメディアン、マルセロ・アジネッチが大統領役でパレードに登場。いつものように大統領の行動を会場の大観衆や生中継の視聴者の前で大胆にからかった。
 ブラジルでコメディといえば、イエス・キリストを同性愛者として演じ、保守的な福音派を命がけで挑発するグループも存在する。こうしたとんがった風刺精神は、コメディや流行歌で首相の政治ひとつ批判するのもはばかられるようなどこかの国には欲しい勇気でもある。(陽)


➡関連記事も読んでみてください!

 ▼サンパウロ=アギア・デ・オウロが初優勝=原爆ドーム山車に賛否両論も=今年も日本人・日系人大活躍

 ▼サンパウロ市カーニバル=「情熱、奥深さに惹かれる」=日本移民讃えた山車も登場

 ▼サンパウロ=カーニバル写真グラフ



≪取りあえず手元にすぐ取り出せる9冊を写真に収めました(私も!)≫ 川上さんからの返信です。

和田さん

 

了解しました。取りあえず手元にすぐ取り出せる9冊を写真に収めました(私も!)

 

Luma de Oliveiraはどうしてますかね?まだEike Batistaとは分かれていないですよね?!

 

川上

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和田さん

Lumaの件は砂古先輩のメール&自分でネット検索した結果判明しました。

 

さてマンシェッチの表紙写真ですが、取りあえず本日は1997年と1998年分を

添付送付します。以降順次送付します。

川上

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Manchete_99,20 00,2001_カーニバル特集号表紙

和田さん

皆さん

 

御免なさい。間違えて旧いアドレス(freemlの方)に送っていました。

今気づき再送しています。

 

川上

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サンパウロ=アギア・デ・オウロが初優勝=原爆ドーム山車に賛否両論も=今年も日本人・日系人大活躍 ニッケイ新聞WEB版より

賛否両論を呼んだ、アギア・デ・オウロの原爆ドームを再現した山車

 先週末から毎年恒例のカーニバルが各地で行われ、サンパウロ市ではスペシャルグループに所属する14エスコーラ(チーム)がパレードを21、22両日夜から翌朝にかけてサンバパレード専用会場で披露した。日本人サンバダンサーやブラジル駐在員もあちこちのチームで参加した。中でも「智識の力」をテーマにしたチーム「アギア・デ・オウロ」のパレードでは、智識が生んだ負の遺産である広島の原爆ドームを再現した山車が登場させて戦争の悲惨さを訴え、ブラジル広島文化センター(吉広ロベルト貞夫会長)、ブラジル長崎県人会(川添博会長)の会員らも加わって優勝を果たした。

 「行進するラテンのオペラ」とも言うべき3千人前後のパレードが、4~5台の巨大山車を伴って登場。凝った衣装を身につけたダンサーらによる社会風刺や文化・歴史への敬意を込めたパレードが華やかに繰り広げられ、観客席に詰め掛けた大勢の観客とともに踊り歌った。
 23日午前のアギア・デ・オウロのパレードでは、被爆した広島県産業奨励館(現在の原爆ドーム)と、原爆によって発生したきのこ雲を再現した山車が登場した。

 原爆ドームには炎が上がる映像も組み込まれ、ドーム内では、すすだらけの顔をした広島・長崎県人会会員らが、静かに立ち尽くしたり、戦火に巻き込まれ苦しむ様子を見せたりした。
 川添会長によれば「カーニバルでは出場者全員が絶えず歌い踊るのが原則だが、アギア・デ・オウロのパレードは、原爆の悲惨さを伝えるため、ドーム内の参加者だけが歌うことなく、ただ立っていたり、苦しみもがく演技をする特別演出で行進した」という。両県人会会員やブラジル健康表現体操協会の会員ら約20人が参加した。
 アギア・デ・オウロの今回のテーマは「智識の力」は、人類の智識の進歩は善悪両面をもたらしたことを訴えかけた。その負の側面の象徴として日本への原爆投下が選ばれ、被爆者を含む県人会員らが出演に応じた。
 参加した広島県人会の森本美奈さん(41、二世)は父が広島県出身。「パレードに出られて嬉しい半面、原爆のことを思うと悲しい。だが多くの人にこの悲しい出来事を知ってもらうことが重要だと思う」と出場した理由を説明した。「出演するにあたり、参加者で原爆に関する映画を鑑賞し、原爆について学んだ。被爆者の気持ちをできるだけ理解しようと思った」との真剣な気持ちを述べた。

□関連コラム□ 大耳小耳

 サンパウロ市のカーニバルで、原爆ドームを再現した山車などを繰り出し、見事優勝に輝いたアギア・デ・オウロ。一方で会員制交流サイト(SNS)では、日本語を中心とした批判の声が上がっている。実際のブラジルのカーニバルでは、社会風刺や政治的メッセージなど社会性が高い硬派なテーマがけっこう扱われる。ところが日本の大半の人はそれを知らず、露出の多い衣装で踊る男女がいるという一点で「裸の馬鹿騒ぎ」的な先入観が持たれており、「そこで原爆を扱うのは不謹慎」という意見がSNS上に溢れている。「カーニバル=裸踊り」という一方的なイメージを植え付けてしまったのは誰か? ブラジル文化への不理解の賜物ともいえそうだ。
     ◎
 実際にアギア・デ・オウロのパレードに参加した川添博長崎県人会会長は「参加する県人会の人も、これを機会に原爆について学び、パレードを目にしたブラジル人にも原爆の悲惨さを感じてもらえたと思う。参加した人は、カーニバルがただ騒ぐものではないと理解したはずだ」と語った。例えばツイッター上には原爆ドームの山車の映像だけが流れて、それに「不謹慎だ」と「被爆した人の気持ちを考えていない」などの批判的コメントが添えられている。そこからはパレード全体のテーマもストーリーの流れも分からない。ツイッターという仕組み自体も良くないのでは。
     ◎
 今年も多くの日本人を引き連れ、カーニバルを盛り上げた葛西叙江さん。そのブラジル生活の奮闘ぶりがブログ(http://joe.hatenadiary.com/archive)にまとめられている。リオ・デ・ジャネイロ州のファベーラ(貧民街)近くで生活していた頃、タクシーで帰る途中にマフィアに引き止められた手に汗握る話などが面白おかしく語られている。ぜひ一度読んでみては?


ンパウロ市のカーニバルにガロ!=レシフェより小型で午前中 ニッケイ新聞WEB版より

最後の仕上げを行っている本場レシフェのガロ(Jan Ribeiro/Secult PE – Fundarpe)

 サンパウロ市のカーニバルは、21日からのスペシャルグループのパレード開始で佳境に入ったが、今年は25日のカーニバル当日もいつもと違う趣向が楽しめる。
 今年初の企画は、ペルナンブコ州レシフェで22日未明(午前5時)から行われる「ガロ・ダ・マドルガーダ(未明の雄鶏の意)」と呼ばれるブロッコのパレードが、サンパウロ市内を闊歩するというものだ。
 本場のガロ・ダ・マドルガーダは、150万人が参加した1994年以降、世界一の人出を誇るカーニバルのブロッコとしてギネスブックに記載されている。創設40周年の2018年は230万人が繰り出して記録を更新しており、今年も、高さ28メートル、重さ7トンのガロと共に行進を行う。
 他方、サンパウロ市でのガロ・ダ・マドルガーダは、一番大きなものが高さ4・5メートル、それ以外の3体は高さ3・5メートルだから、本場のガロよりかなり小型だ。また、出発時間も、本場が午前5時なのに対し、午前9時からと、現地事情に即したものとなっており、イビラプエラのオベリスクに近い、ペドロ・アウヴァレス・カブラル大通りでパレードを行う。
 2年越しの交渉の末に実現するサンパウロ市版のガロ・ダ・マドルガーダは、初年度から、スコール、ノヴェリス、Ball、Booking.com、ピトゥーの5社の後援を得ており、音楽家や企画製作担当者、輸送担当者ら、約500人が携わっている。関係者の数は、約100万人が繰り出すアカデミコス・ド・バイショ・アウグスタの650人に次ぐ規模だ。
 パレードには、音響設備を兼ねるトリオ・エレトリコと呼ばれる車が2台参加。本場からは公式ヴォーカルのグスターヴォ・トラヴァッソス、25年以上参加している歌手のアンドレ・リオ、フレヴォのダンサーに、マラカトゥのグループも参加する。
 ガロ・ダ・マドルガーダはこれまでも、アマゾナス州マナウスやアラゴアス州マセイオー、リオ市、ブラジリアなどの諸市及びペルーで、より小型のガロを使ったパレードを行っている。


リオ市カーニバル=黒人や先住民などが中心テーマに=各エスコーラのみどころは=趣向を変えたマンゲイラなど ニッケイ新聞WEB版より

昨年のマンゲイラのパレード(Tomaz Silva/Agencia Brasil)

 明日23日(日)夜から24日未明、24日(月)夜から25日未明に、リオ市サプカイのサンボードロモで、カーニバルのスペシャルグループによるパレード(デスフィーレ)が行われる。この模様はグローボ局で生中継されるが、注目エスコーラの今年のエンレド(テーマ)は以下の通りだ。
 まず、昨年の大会では満点で優勝を飾り、「名門復活」を印象付けたマンゲイラ。昨年のパレードでは、2018年に射殺されたリオ市議のマリエレ・フランコ氏を描いた旗を振るなど、かなり政治的な内容で話題を呼んだが、今年のエンレドの題は「真理はあなた方を自由にします」で、イエス・キリストとその愛や赦しがテーマだ。一説では、女性や黒人の姿をとったキリストも登場するとか。出番は初日の23時30分頃だ。
 昨年、4年ぶりにSPグループに復帰したばかりのヴィラドウロをいきなり2位に押し上げたカリスマ・カルナヴァレスコのパウロ・バロスは、1年でヴィラドウロを去り、2010、12、14年と3度の優勝を分かち合った古巣ウニドス・ダ・チジュッカに戻った。今年のチジュッカのエンレドは「夢の住む場所」で、リオの街並みの美しさを表現したものになるという。過去に「人体やぐら」やドローンを飛ばすなど、奇抜な演出を行ってきたバロスが何を繰り出すかが見ものだ。出番は2日目の0時30分頃だ。
 ここ6年連続で5位以上と、かつての全盛期に近い安定感を取り戻してきている名門ポルテーラは今年、かつてのサルゲイロの名カルナヴァレスコ、ラジェ夫婦を迎え、3年ぶりの優勝を狙う。エンレドは、ポルトガル人の到着前からリオに住んでいた先住民を称えた「グアジュピアー」。出番は初日の最後、午前3時30分頃だ。
 一昨年優勝しながら、昨年は11位と強豪らしからぬ成績に終わったベイジャ・フロールは、威信回復を狙い、「もし、この道が私のものだったら」というエンレドで挑む。出番は2日目最後の午前2時30分頃だ。
 また、今年はエンレドに黒人、先住民を選んだエスコーラが多く、名門サルゲイロが伝説の黒人ピエロ、ベンジャミン・デ・オリヴェイラを顕彰する他、モシダーデ・インデペンデンテが90歳の現在も現役でかつ政治的なことでも有名な黒人女性歌手のエルザ・デウザ・ソアレスを選び、グランデ・リオが「カンドンブレを救え」という題のエンレドで、ボウソナロ大統領が差別発言を行ったキロンボを扱っていることも注目される。

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