私たちの50年!!

1962年5月11日サントス着のあるぜんちな丸第12次航で着伯。681名の同船者の移住先国への定着の過程を戦後移住の歴史の一部として残して置く事を目的とした私たちの40年!!と云うホームページを開設してい居りその関連BLOGとして位置付けている。

カテゴリ: 『花咲爺の会』関係

花咲爺の会に寄せて! ブラジリアの須貝さんのお便りへのしゅくこさんの返信です。


 須貝さ~ん  &  みなさまへ

                   しゅくこです

 

「コロナの日々、イペが咲くまで」を読んでいただきありがとうございました。花のことは素人ですが、小さな庭でその一部始終を眺めては感心したり、驚いたり、写真に撮ったり、・・。

正直いってなぜ皆さんがそんなにイペにこだわれるのか、ピンときませんでしたが、実際に目の前で蕾ができて少しずつ開花していく様を見ていると、なるほどと引き込まれ、朝いちばんに挨拶にいくのが日課になりました。

蕾のまま落ちたのを開いて中をみたり、和紙のような縮れた花びらを触ってみたり、一番先に咲いた花びらのトランペット状のベルのなかにブラジルの国歌を流してみたり、落花したのはイペ・サラダ(飾るだけですが)として食卓にのったり、珍しがつて見にきた友人たちとイペを眺めながらベランダでお茶会も楽しみました。


この1-2か月、愛猫のシロが18年の命を閉じたことや、コロナのニュースで

気持ちがふさがっていましたが、とつぜんのイペの開花で笑顔がもどりました。




 

 

 

もう花はすべて散ってしまったのですが、ブラジルの国歌を聴かせた花びらだけは枯れてしおれてすぼんでもなお、けなげに最後の力を振り絞ってまだしがみついています。

毎朝、落ちていないか、ハラハラしながら見ています。なんだか、やはり声をかけずにはいられません。




 

遠いブラジリアで豪華にたくさんの花をつけているイペの写真を拝見し、すばらしいなとみとれています。日本でいえば、そちらは秋に咲くのでしょうか。また写真を送ってくださいネ。たのしみにしています。🎶

 

どうぞコロナ災禍にお気をつけておすごしくださいますよう。



≪花咲爺の会2020年計画≫ 井川会長からの報告です。

和田さん、花咲爺のみなさま

             井川です

「花咲爺の会」活動報告&2020活動計画

 (12月にアドレス数が減る前に、概要ご報告させていただきます)

2019.4月 横浜市鶴見区役所のイペー観察・・本年の開花は、残念ながらなし。(写真報告すみ)

     5月 立川の東京都農林総合研究所のイペー観察・・枯れた約80本およびテント内苗100本の回復・生育状態を確認。

        千葉県白子町稲見さんのロッジ施設へ立川の苗10本を移植。

     11月 横浜市111Anos de Imigracao Japonesa no Brasil のイベントに参加。(添付写真.3は伊豆大島富士見観音堂主伊藤さん、4はこのイベント主催者でサントスと横浜の友好関係を構築中の斉藤市議、50年の小川さんとも再会しました)

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     横浜市臨海公園のイペーを確認。(NO.1.5.7移住100周年のとき移植? モニュメントとともに移植か。開花したかどうか、不明)

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     横浜市・大島町へのイペー移植の下話に入る。

     11月 立川イペーの回復状況確認を井川、五味、稲見の3人で実施。写真は、全て五味さんが撮ったものです。 (NO.9は、地植えで、いったん枯れて復活したイペー、NO.7,10はテント内温室で栽培中、春地植えの予定)

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     2020の移植計画につき、東京都佐藤様との打ち合わせ(後述)


2020  5月 金沢市公園への移植 (10本)・・3月優良な樹木を選択し、鉢植えにし、出荷に備える。また、荷造りが大きくなるので、宅急便では運べないので、別の輸送方法を考える必要がある。

      佐藤さんは「できれば広場へではなく、西南の角のような、風が当たらず,陽光が当たる場所に植えてほしい」とのこと。今後金沢市での検討をお願いしたい。

      4月 拓殖大学八王子校舎校庭への移植 (6本)

      4月 大島町富士見観音前への移植(2~3本? 未定)

      5月 その他検討中。ブラジル領事館との協議も予定。(群馬県大泉町のほか、東京都内への移植を希望する)。

      以上、ささやかな活動を続ける予定です。 

ブラジルのイペーの種入手可能性に感謝! 花咲爺の会井川会長の須貝さんへのお礼!と質問!

須貝さん

 

    井川です

 

ご配慮有難うございます。紫と黄色のイペーの種子、大切に希望者に配布し、東京都農林総合研究センターへもお願いしてみます。須貝さんは、ブラジル国の農業の発展にもろに寄与された凄いお方なのですね? さすが農大OB(昔故石井力先生にお世話になり、その気迫の凄さに感服したことを思い出します)・・そんな偉い方にお願いするのはおこがましいかもしれませんが、これまで5~6年間、ブラジルから送っていただいた種子で、関東以北で開花までこぎつけたイペーは、まだ数えるほどです。多くは寒さにやられて枯れたり、樹高が高くなっても花をつけないのもあります。有隅先生によれば、「耐寒性」と「幼若開化性」の不足のためだそうですが、われわれ素人には、それらをどう見定めるか、まったくわかりません。その選び方をご教示いただければありがたいのですが・・。

 

 耐寒性についても・・ブラジリアのイペーは、どの程度の日本の寒さに耐えてくれるのでしょうか? いまイペーを栽培して貰っている、東京都立川市の2月の平均低音は-1.3℃ですが、二年前-9.5℃の異常低温があって、地植えの百本以上が全滅しました。(一部ヒコバエとやらで生還)そして、ここで育った5~6年物のイペーを来春金沢市の公園へ移植(地植え)する予定ですが、(金沢市の最低気温は、一月0.9℃、二月0.7℃)と、気温はさほど低くはないのですが、雪の影響はどうでしょうか? 予測もつきません。また、この移植は4月(気温8.2℃)でもOKでしょうか? (5月の開花を期待するため)それとも、5月(気温13.1℃)まで待ってしたほうがよいでしょうか? また、移植に際し、留意する点は、ありませんか?  などなど、わからないことだらけで、四苦八苦していますが、いちいちおききするのもご迷惑でしょうね?

 

また、たとえば、5年前に移植した横浜市鶴見区役所前のイペー(写真参照)はごらんのように樹高4mの6年物のイペーで、今年は咲くかと期待したのですが、また空振りでした。イペーという木は、いつかは必ず花を咲かせる木なのでしょうね?

 

すみません。初歩的なことをおききして、「アホか?」と思われるかもしれませんね? ごかんべんください。花咲爺の会とか会長とか言いましても、この程度の者です。何卒よろしくお願い申し上げます。

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≪イペーの種子到着≫ 井川さんからのお便りです。

須貝さん、和田さん、花咲爺のみなさん
                 井川です
 
 イペーのタネ 無事到着しました!
 
本日6月2日須貝さんが送ってくださった3種のタネが
無事小生宅に届きました。ご厚意有難く頂戴いたします。
写真のように、証明書と説明書つきです。
  イッペー種子黄色(ベルード) Tabebuia Chrysotricha
  イッペー種子黄色       Tabebuia  Serrastifolia
  イッペー種子黄色(須貝採取)Tabebuia  Serrastifolia
各約300粒です。
 
 これらは、須貝さんご指示のとおり、東京都佐藤さん、
大泉高校定村先生へご希望確認後ご送付申し上げる予定です。
 
さて、わが会としては、小生も種蒔き再挑戦させていただきますが、
できれば、会員の皆様方にもぜひ蒔いて育ててみていただきたいと
存じます。
 
ご希望の方は、送り先と数量(各種20粒を予定)を
までご連絡ください。すぐお送りします。
では、皆様よろしくお願いします。    感謝! 

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≪久留米のイペー≫ はなさんからのお便りです。

井川さん、和田さん、みなさまへ
 
近所にイペーが植えてあるお宅があります。鹿児島の友人からだそうです。
お近づきになりましたので、タネをいただきました。
 
数年前の寒波の折には寒さで花数は減ったけれども枯れ下がりは無かったということです。
我が家のイペーとは種が違うようで花も少し大きいです。鞘もずんぐり太いさやです。
今年は暖冬のせいか今までで一番花数が多かったそうで、樹齢10年になります。
昨年和田さんから届いたタネを差し上げてましたが(友人にあげたとのこと)発芽した中で珍しそうな四季咲きを1本持ち帰ったといわれました。
お返しに珍しいピンクのロッショの苗木と風車小屋のアルバを差し上げました。
自宅の前は花畑ならぬ野菜畑。門扉のなかはさながら小さな森のようです。
お返しに、とアフリカ原産という珍しい赤い花が咲く鉢植えをいただきました。ペローダ何がし・・物覚えが良くて下の名前は忘れましたが今度正式なのを聞いておきましょう~
 
もう一箇所イペーが植えてある場所があります。これは鹿児島の植物園で苗を買い求めたそうですが、寒波の時には樹がやられて全く花が咲かなかったそうです。
と、いうわけでご近所のイペーのほうが耐寒性があると思い関西地域ならいけると思って我が家のイペーといただいたイペーのタネを神戸の出石さん宛てに送りました。
 
先日タネを送った方々の中には発芽したら苗木を土手に並木のように植えたいとか、過疎で人が少なくなってきたのを桜とイペーを植えて人々が花を見に来るようになったら嬉しい、とボランティアで頑張る人もいました。
 
あと数年もすればあちこちで黄色いイペーが見れるでしょうね~
それまで元気に頑張りましょう!!ぼちぼちですが・・
 
 
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 後ろ側までぐるりと10輪咲いてました。
 
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