私たちの50年!!

1962年5月11日サントス着のあるぜんちな丸第12次航で着伯。681名の同船者の移住先国への定着の過程を戦後移住の歴史の一部として残して置く事を目的とした私たちの40年!!と云うホームページを開設してい居りその関連BLOGとして位置付けている。

タグ:アジア

≪中国とブラジル私≫ 漢和塾、brAsia経営の小川さんのBLOG紹介

小川です。
中国とブラジル私、是非この分野に深く関わっていきたいと思います。中国ブログは10年以上書いておりますのでお時間があれば是非!
 

桜井さんの≪中国ビジネスのノウハウをブラジルビジネスに≫の書き込みに触発された小川さんから私だってそれを実践していますとBLOGをPRして来ておられるので今後FLWして適宜紹介して行きたいと思います。今回はその第1号で上海に今年2度目の出張時の出来事を書き込んでおられるので紹介して置きます。


10月二度目の上海出張、本来は11月半ばまで来る予定ではありませんでした。が、10月半ばの出張で、とある企業の短期語学研修(4週間)のアテンドがあったのですが、かなり早くから予約していたはずのホテルが、11月5日から始まる中国国際輸入博覧会に習近平氏が来ると言うことで、なんと11月前半の予約を取り消され別のホテルを探すことになったのです。すでに研修生も到着していて、予約サイトでも上海市内のホテルは軒並み満室、或は高額な料金に跳ね上がっていて、結果的には学校関係者が別のホテルを用意してくれていて、事無きとはいきませんでしたが最悪の事態は避けられました。おいおい?中国と何年付き合ってるんだ?と言われるくらい、私どもも迂闊と言いますか、コミュニケーションミスもあって関係者にはご迷惑をおかけしました。
 
  そんなこともあり、何が起こるかわからない中国では、やはり現場にいないといけないことも多く、出張経費削減のためにマイレージを使ってやって参りましたが、来週は学校が休みになったり、起業も自主判断ですが出勤しない社員もいるようです。日本の企業も400社近く参加するらしいですが、中国にとって必要な業種に絞られ選定がなされているようです。また、こちらに長い駐在員の不動産関係者の話によると、上海市内にはITやAI、金融などの会社以外の製造業は軒並み郊外への移転を言い渡されていて、もはや上海には最先端企業以外の製造業の工場は不要と言わんばかり?上海郊外の青浦なども含めて、工場の多くを上海以外の街に移転、そうすることで地方の活性化も狙っているのでしょう。2年ほど前からは市内の屋台は次々と解体、私の大好きな羊肉串を露店で見つけることも難しくなりました。所得の低い人にも激安の食べ物があった上海は、お金持ちしか住まない街へと変貌していくようです。
 
  また今回の習近平氏が来るからか、市内中心部の公園には、賭博禁止の張り紙や掲示が・・・賭博と言っても年金生活者の老人が昼間から公園のテーブルを囲み、日本で言うところの花札で賭け事を楽しんでいたようですが、それも禁止すべき公園内には見張りの警官までいました。そんな大きなお金が動くわけでもないご老人の楽しみは少なくとも博覧会期間中は法律通りご法度になったようです。何がおきても変じゃない?10数年前にもブログでよく似たことを書いた記憶がありますが、米中関係の影響か、珍しく好転している日中関係、この先も何がおきても変じゃないですね。

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米朝首脳会談は6月12日=会場シンガポールはどんな国=聖市在住 橘かおる ニッケイ新聞WEB版より

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シンガポール。マーライオンを前景としたセントラル地区のダウンタウン・コア(By ペウゲオト、from Wikimedia Commons)
 





















 世界が注目していた米国トランプ大統領と北朝鮮金委員長の史上初の会談が、6月12日シンガポールで行われると発表されました。
 この米朝平和路線の前触れの様に、北朝鮮は拘留していた3人の米国人を解放しましたし、また同国豊渓里にある核開発関連設備の廃棄を今月中に公開実施すると発表しています。この会談が成功すれば朝鮮半島を中心とする東アジア地域の平和が約束され、日本の安全も担保されます。
 という事でこの会談の結果に大きな関心が持たれています。ですが、ここでは一旦その成果のことをさて置いて「なぜシンガポールが会場として選ばれたのか?」「シンガポールとは一体どんな所(国)なのか?」など、その辺を調べてみたいと思います。

▼何故この地が選ばれたか
 会談場所としては、休戦ライン現場の板門店、中立国スイス、スエーデン、シンガポールなどが候補として噂されていました。
 特に板門店は米・朝が戦火を交えた地でもあり、トランプさんが「よし、俺が行って決めてやろう」と大乗り気だと言われてました。
 しかし側近が冷静に分析して「初めての会談にアメリカ側から相手の土地に出向くのは位下のようで適切でない。大国としての格好も考える必要がある」と意見を述べ、また、随行者、報道陣などの(移動、宿泊などの)便宜を考慮し、板門店をはずしたとのことです。
 これに対し、シンガポールは中立で米・朝それぞれとも国交がある。都市国家で管理が十分に行き届く、周りを海に囲まれているので警備の面でもやり易い、などから選ばれたとのことです。
 一寸細かい話ですが、シンガポールなら朝鮮から4700キロと、そう遠くなく、同国が持っている政府専用機でも十分行けると言うメリットもあるのだそうです。同専用機は旧ソ連製のイリュウシン62型で航続距離は1万米。計算上は十分行けます。
 ただ、旧型機なので万一の場合部品などの入手が不自由だということや、北鮮にこのルートに経験のあるパイロットが居るのか?という心配もあると囁かれています。専用機はアメリカ大統領機の「AIR FORCE ONE」をもじって「AIR FORCE UM(UMは金正恩の恩)」と外国記者仲間で呼ばれているのだそうです。

▼シンガポールはどんな国
 さてそのシンガポール、ブラジルでは実態はあまり知られてませんが、中国文で新嘉坡、別表をご覧下さい。マレー半島の南端で、本島と60以上の小島を合わせてシンガポール共和国となっています。国の面積は720KM2と東京都の23区程度の広さで、写真の様な都市そのものが国となっている新しい国です。
 シンガポールと言えば、昭和初期生まれの日本人には、日本軍のマレー半島快進撃、同島を守っていた英将が条件付き降伏を望んだのに対し、山下将軍が「イエスかノーか」と即断で降伏を迫った話が記憶に残っています。日本占領の1942年、この島は『昭南島』と改名されてました。
 さて、話を戻して、1965年8月、中国系人が多数を占めるこの島はマレーシアから分離独立を果し、以後世界に注目されるような急発展を遂げて、今日、世界の交易、金融の一大拠点となっております。シンガポールには中国系、マレー系、インド系と多くの人種が入り混じって活躍していますが、政治、経済などの中心は中国系人が主力と言われています。
 特筆されるのは、この狭い国土で世界との貿易を活発に行い、国境のない金融活動と共に、大きな利益を挙げていることです。一人当たりの国内所得は8万5400ドル程になり、これは世界3位になるのでから立派なものです。
 更に教育、医療、工業競争力の面でも世界の上位にあり、この地域のモデル、お手本とされています。国土、資源などは相当に違いますが、同じ熱帯圏の国としてブラジルも大いに学びたいところですね。

▼日本はどうしたら良いか
 米国トランプさん、北朝鮮金さん共個性の強い人ですから、この会談でどんな結果がもたらされるか、容易に予測は出来ません。しかし、今までの状況から判断して、大体次のようになるのではないか、と思われます。
★半世紀も前に戦火を交えそのままになっている(米/韓)(中/北鮮)4カ国で戦争状態を終わらせる『平和条約』を結ぶ
★北朝鮮の核・ミサイル兵器を廃棄し、朝鮮半島全体の非核化を推進する。
 これはこれまでの、今にも核ミサイルをぶっ放すかと思われた状態からは大きな進歩で、トランプさん、金さんは平和招来者としてその会談成果を大々的に報ずると思われます。
 ところでこの様な事態の急進展に対して、我らのアベさんはどう対処しているのでしょう。「北鮮の言う事は簡単に信用してはいけません。約束を実行するまで警戒を緩めてはいけません」と各国に触れ歩いています。また、拉致被害者に関しても「全ての被害者を帰えさぬ内は朝鮮との平和合意などを進めてはダメだ」とも声明しています。
 直接の関係4カ国が対立解消、平和推進の太鼓を叩いているのに、『カヤの外』のアベさんだけがこれに逆らっている様な印象を与えているのです。一体、日本は朝鮮半島の平和を望んでいるのか、反対なのか、(イエスかノーか)」と批判されています。
 朝鮮の隣に在って関わりが深い日本としてはいったいどう対処すれば良いのか? ここで世界情勢に詳しい古屋さんの意見を聞いて見ましょう。
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 「日本は南・北(韓・鮮/米・中)の平和推進に前向きに参加すべきだ。北鮮の核兵器が廃棄されれば日本にとって大きな重しの一つが取り除かれる。また、国際的にも平和推進の日本への評価が高まる。日本にとって大きなメリットになる」。更に「拉致被害者の件については、米、韓などの交渉当事国は20に満たない拉致家族の数と、和平を拒否してミサイル戦になった場合の被害者の何十万と言う数、当然これらを比較して行く道を決める。結論は明白ではないか」「それに拉致の問題は、もし朝鮮全体の交流、往来が自由化されれば、自然に実態が判明し、解決される事柄ではないか。目先の感情論に惑わされず、もっと大局的に物事を見定めてたいものだ」と、成る程、さすが外国で鍛えた古屋さんのご意見です。
 さて、いずれにしても朝鮮問題の方向を左右する首脳会談まで、あと1ヶ月です。
 これからどんな新事態が起こるか、どう変化するか、関心を持って見守って行きたいものです。

出来るか! 統一朝鮮国=核兵器捨て、平和条約結ぶ?=日本も北復興に一肌脱いだら=聖市在住 橘かおる

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和解の握手をする韓国の文在寅大統領と北朝鮮の金正恩最高指導者(Corpo de Imprensa da Cúpula Inter-Coreana)

 「我々は全米のどの地点へでも到達可能な弾道弾ミサイルを持っている」――北朝鮮の金委員長が誇示しました。すると、「何を小癪な鼻ったれが。その気になればお前の施設などはいつでもぶっ壊せるぞ」と強面のトランプさんが応えました。
 マスコミ(新聞、TVなど)の報道でしか状況が分からない一般市民は、「ヒエー、こりゃ大変だ! ミサイル弾の撃ち合いになったら、日本なんか一たまりもないぞ」大いに心配になりました。
 それが今年3月、その北朝鮮の金さんが、「我々は核兵器の開発をやめる用意がある。但し、我々の体制を続けられる保証が条件だ」と声明したのです。アメリカのトランプ大統領の反応は素早い。あまり期間をおかず、「この問題につき金書記長との会談に応ずる用意がある」と提案を受け入れたのです。
 1950年代、北朝鮮と米軍は(南韓軍と共に)戦火を交え、停戦の後もそのままずっと国交も無かったのですから、これは衝撃的ニュースとなり直ぐ世界に広がりました。
 「では二人は何時、何処で会うの?」と世界の注目を集めているその米朝首脳会談、ここ数日中に摘要が発表されるはずですが、一体、北朝鮮の核兵器廃棄、南、北朝鮮の平和条約締結、それから先はどうなるのか? 直ぐ隣に在って朝鮮半島にも関係の深い日本はどう対処したら良いのか? 以下、皆さんと一緒に考えてみましょう。

▼平和条約は結べるか

 4月に入って南の文大統領と北の金委員長の首脳会談が行われると、それまでのマスコミの論調が大きく変わりました。今にも朝鮮平和条約が締結されるような雰囲気が出て来たのです。
 北朝鮮の金政権はそれまで、「先ず軍備を充実し外敵侵攻に備えよう、民生はその次だ」という〃先軍政治〃を行い、一般大衆の生活も犠牲にして来た訳ですから、ここに来て急に核兵器開発を止めると言われても、「それ本心? 生活に苦しくなって、外からの援助を得るための偽装じゃないの?」と疑いの目も向けられているのです。
 一方、アメリカのトランプさんは、「米国としては北朝鮮に対して何も譲歩はしていない。会っては見るが相手の話に真実味が無ければ、そのまま本件破談ということもあり得る」と公言しております。60年にも亘る南北の対立状態を終わらせる「平和条約」が結べる条件があるのか、ここで一先ず、両当事国の実力の程をチェックして見ましょう。
 別表をご覧ください。まず国土の大きさはほぼ同じですが、人口となると韓国の方が北朝鮮の約2倍ほどあります。そして一人当たりの国民所得を比べると、韓国が北朝鮮の22倍ほどもあります。
 昔は一つの国だったのに、随分大きな違いがあるものです。
 この北朝鮮の国民所得は日本で言えば鳥取県か高知県あたりなるとのことですが、そんな経済力で世界一の大国、米国と武力で対抗しようとしたのかと、感心すると言えばよいのか、呆れると言えばよいのか、うまい言葉が見つかりません。
 この武力偏重の政策が正しかったのかどうか、何れにしてもその為に犠牲を強いられた一般国民は大変だっただろうと察せられます。
 それはさて置き、地元当事者―南・北朝鮮共に対立終結、平和条約締結を望んでおり、その後ろ楯であり、朝鮮戦争参加者でもあった米・中両国がそれを認める方向のようですから、朝鮮半島非核化を条件として平和条約は締結の方向で進むと見て良いでしょう。

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朝鮮半島地図
















▼統一朝鮮は出来るか

 朝鮮平和条約が出来たら、次は韓国と北朝鮮を一つの体制、国とする朝鮮統一国家が出来るか、です。
 ドイツの場合は東西ドイツが合意し「ベルリンの壁」を打壊して一挙に統一ドイツが出現しましたが、朝鮮の場合では中々そうはいかないのではと考えられます。
 民主主義、自由経済の韓国と全体主義、統制経済の北朝鮮の体制をどう統合するかの問題を別にして、ここでは統一朝鮮の場合の実生活面をチェックしてみましょう。
 統一朝鮮国が出来、情報、交通が自由化された場合、まず北鮮から南韓への大量の人の流れが生ずるでしょう。
 今まで「欲しがりません勝つまでは」と窮乏生活を強いられて来た北の貧しい人達は、高い給金が貰えてうまい物も食べられる韓国側に生活の場を求めるようになります。
 北の地方、山村などではブラジルのノルデステの様に成人は南の都会へデカセギに行き、地元には老人子供ばかりとなりさびれます。南の方としても職業能力知識もない人たちに大量に、それも大都市に集中して来られては扱いに困ります。種々の摩擦で社会問題が起こるでしょう。
 そういうことで、一挙に南北統一してと言う事でなく、取り敢えずは韓国も北朝鮮も文大統領、金委員長の現体制のままで続け、この2体制が「朝鮮連邦」という形をとるのでないでしょうか。
 それでも今まで閉ざされていた鉄道、幹線道路などは直接連結されて便利となり、離散家族などの往来も自由に出来るようになるでしょう。日本の拉致家族の問題は日本と北朝鮮の2国間で解決となるのでしょう。

▼関係諸国はどうからむか
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それでは南、北それぞれの後ろ楯国(PADRINHO)、関係国の立場はどうでしょうか。
 米国にとっては、北が核・長距離ミサイルの開発を放棄してくれれば、まず懸案のひとつは解決する。当事国の経済発展のために先進国米国はいくらでもやれる事がある。それに実利面で言えば、ここで米国が大物らしい寛容さで北鮮を平和国家に囲い込めば、立派な業績になる。
 「トランプは形破りのことを言うけど、問題を解決する男だ」との名声をはくして、直近の選挙で有利になろうというものです。誰だか「トランプさんにノーベル平和賞を」と言い出したようですが、世の中、随分気の早い人がいるものですね。
 中国にとっては、朝鮮戦争で北朝鮮軍が韓米軍に追い詰められた時、中国は義勇軍名目で軍隊を派遣し、韓米軍を今の38度線境界線まで押し戻しました。中国としては今後とも北朝鮮のようなクッションが国境に有った方が良いし、自国の意向を汲んでくれる同盟国を減らしたくはないでしょう。復興需要の見込まれる朝鮮との交易拡大も中国にメリットです。
 北朝鮮、韓国、米、中4国は今回の平和合意の直接の関係国となり、今後のこともこの4国で種々協議しましょう、と言っています。
 ロシアにとっては、社会主義体制の元祖であり、アメリカにも睨みを利かせられるロシアが今回の話に大きく関わっていない様です。これでは大国としての沽券に関わると思ったのでしょうか、プーチンさん、「朝鮮和平取り決めにロシアを忘れは困る。俺らも一役かうぞ」と声を出しています。
 日本にとっては、北朝鮮による核攻撃の脅威が取り除かれれば「弱武力国家日本」としてはこんな有り難いことはない。大枚をはたいてミサイル防御設備などを設置しないで済むかもしれない。
 ここは素直に「核武装放棄大賛成、平和統一おめでとう」と言って皆の仲間に加われば良い。なのに「(北鮮は約束を踏みにじる、信用出来ない)約束をきちんと実行するまで、厳しい制裁を続けよう」と嫌われおじさんみたいなことを言っている。
 本当はその通りにしても、何も大声で皆に告げまわることはない。「半島非武装、平和成就」の大勢に水をさしたいのか、と糾されます。
 他の関係諸国はそんな事は先刻ご承知で、それでも成果の方が大きいから前に進んでいるのです。条約などはそれを守らせるよう関係者が努力すべきもので、その上であぐらをかいていては、その時の都合で廃棄される、これが現代世界の常識でしょう。

▼日本はどうしたら良いか

 前述の様に、朝鮮問題解決の決定打となる米・朝首脳会談が今月中にも実現しそうです。この舞台の主役となるトランプさん、金さん、共に個性の強い人として知られているので、その会談結果がどうなるのか、中々予測は難しいところです。でも今までの声明、動きから判断すると、今度は前向きに動き出すと考えられます。即ち――
★南韓・北朝鮮・米・中で平和条約を締結する。
★朝鮮半島での核兵器、ミサイル弾装備を廃棄する。
★朝鮮人自身による政治体制を尊重し、半島の平和を確保する。
 そんな主旨の声明を出してこの地域の平和、ひいては世界の平和を齎す方向が示されると思われます。
 そうなったら日本は、前述のような視野の狭いシケタことは言わず「朝鮮和平大賛成、大いにやりましょう。日本は昔から朝鮮とは深い関係があり、直ぐ隣でもあります。日本は全面的に協力致します」と表明します。米、中、ロ等と並んでこれを大いにお祝いするのです。
 北朝鮮が鎖国状態から開放され、今まで遅れていた民生部門の充実・インフラ部門の整備などが行われれば、そこに大きな需要が生まれます。
 色男かどうかは知りませんが、金も力も持った日本が北鮮「復興」に寄与出来ることは大有りです。
 更に、これは大分先のことになるでしょうが、北朝鮮が自国経済発展のために、外国資本、技術の導入を図るようになります。日本はこれに大いに参加、進出するのです。一般民生事業では南韓、中国などとの競合も生ずるでしょうが、日本も負けずにやるのです。
 特にレアアースなどの北朝鮮にある資源を現地で精製加工してその製品を日本にも輸出するような事業は、日本の特色を発揮出来る好適分野と思われます。工場建設して地元に職場を与え、新しい技術をもたらし、現地発展に大きく貢献出来ます。
 こうして北朝鮮の一般庶民の民度が向上し、日本朝鮮間の交流も拡大すれば皆が豊になれます。そして、日本、朝鮮のみならず、東アジア、ひいては世界の発展、平和に貢献出来ることに成ります。
 平和標榜国日本のやりがいのある仕事として、力を注ぎたいものです。(皆様のご意見を歓迎します。あて先は=hhkomagata@gmail.com

4月27日(金)に伊豆山さんがBATEPAPOに投稿された話題をお借りして皆さんに紹介して置きます。

みなさん
昨日、歴史的南北朝鮮のトップ会談が行われましたが、世間は北朝鮮の非核化に目を奪われ、特に日本では拉致問題云々と目の前の問題しかマスコミには見えていないようなので、ここで一寸考えたいと思います。
先ずは、我々が学生時代に、例え一時期でも、理想郷と思ったマルクス理論の完全崩壊です。旧ソ連の崩壊で、既に自由経済の優位性が証明されていたが、今回、プロレタリアート独裁共産主義の最後の砦、北朝鮮が自由経済で繁栄した韓国に完全降伏。 自由経済の有利性を完全に証明いたしました。 
今回、北朝鮮は韓国の手を借りて自分達、共産党最高幹部達の個人資産(当面は権限をも)を失うことなく中国型自由経済の導入を図る方針を打出したと考えられます。

因みに、今日のOEstado紙によれば、2016年度、韓国の一人当りGDPUS$36.151に比して北朝鮮はUS$1.720。北朝鮮は実に韓国の5%にも満たない。

もし、南北朝鮮が同一経済圏となっても当面、数字の上では大した変化はないでしょう。
人口は韓国36millionで北朝鮮17millionを加えても、日本の人口が約120millionですから、南北統一後も人口では日本の50%弱で、例え北朝鮮のGDPが急速に上がっても、未だ未だ日本の地位を脅かす迄には至らないと思われます。しかしながら、南北統一経済市場は、おそらく、急速に発展するでしょうから、分野によっては日本も安心していられなくなるかも知れない。又、南北合体朝鮮は中国と地続だから、中国市場の拡大は合体朝鮮は対日本見地から有利になることは間違いないでしょう。
働き方改革など人気取り政策をウハウハやっていると、日本は何れ南北共同朝鮮に経済的に追い抜かれるかも知れない。
兎に角、私には北朝鮮の思惑は世界平和への貢献よりも、自国の経済建設に韓国の助けを求めているように見えるのです。 我々はこの過程で今後何が起きるのか、自分への影響はあるのだろうか良く考えておく必要があるのではないかと思っています。
伊豆山

伊豆山さん 上記BATEPAPO掲載文をお借りして50年‼の皆さんにも紹介し一緒に考えさせて貰えればと思い皆さんにも流させて頂きます。事後承認になってしまいますが、50年‼の仲間も伊豆山さんを良く存じ上げている中なのでお許し下さい真は、地元ポルトアレグレの地元紙に出ていた写真2枚を使わせて貰いました。皆さん一緒に考えて見ましょう。

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「熟年日記 第16話 武士道精神」 古谷さんからのお便りです。

丸木さ~ん
  古谷です
 
「熟年日記 第16話 武士道精神」をお送りします。
 
日露戦争時、陸軍第参軍を率いた乃木希典大将は露軍旅順要塞攻略作戦で甚大な犠牲を払った末に、漸く要塞を陥落させました。大将の長男勝典を南山の戦いで、次いで次男保典を203高地攻略戦で、失っています。以下は、Wikipedia からの抜粋です。
 

水師営の会見

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師営会見 中央二人が乃木将軍とステッセ将軍(後列左4人目松平英夫

旅順要塞を陥落させた後の明治38年(1905年)15、乃木は要塞司令官ステッセルと会見した。この会見は水師営において行われたので、水師営の会見といわれる。会見に先立ち、明治天皇は、山縣有朋を通じ、乃木に対し、ステッセルが祖国のため力を尽くしたことを讃え、武人としての名誉を確保するよう命じた。
これを受けて、乃木は、ステッセルに対し、極めて紳士的に接した。すなわち、通常、降伏する際に帯剣することは許されないにもかかわらず、乃木はステッセルに帯剣を許し、酒を酌み交わして打ち解けた。また、乃木は従軍記者たちの再三の要求にもかかわらず会見写真は一枚しか撮影させずに、ステッセルらロシア軍人の武人としての名誉を重んじた。
敵将(ステッセル)に失礼ではないか後々まで恥を残すような写真を撮らせることは日本の武士道が許さぬ
 
ステッセル将軍が帰国後軍法会議で旅順要塞喪失の責めを負い死刑の判決受けたのを聞き及んだ乃木大将は外交筋を通じて、助命を嘆願しました。嘆願の結果、刑は10年の禁固刑(シベリア流刑)に減刑されました。刑が解けた後、ステッセルは僧院で余生を送りました。
 
明治天皇崩御を追って、乃木大将は夫人と共に自決した事を聞き及んだステッセルが、一僧侶として将軍の留守宅にお悔やみ状と香典を送った話は有名です。
 
他方、第二次大戦で、日本軍の敗れた時、第25軍司令官だった山下奉文中将と第14軍司令官の本間雅晴中将が、マッカーサー総司令官によってマニラで死刑に処せられました。本間中将は、マッカーサーがマニラを追われた相手でしたが、まだしも軍服着用の銃殺刑でした。山下中将の場合は、囚人服で絞首刑に処せられ、しかも、開戦直後の星港攻防の相手だったパーシバル英司令官を死刑の場に立ち会わせる非常に酷い事を行っています。
 
生来、肉食人種は斯くも怨念に凝り固まり、残酷なのでしょうか? 丸木さん。

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